宮城県は「みやぎ型管理運営方式」と称し、水道運営権の民間企業への売却(水道コンセッション)を進めています。昨年3月に実施契約書(案)等を公表、民間企業の募集を始め、3つの企業グループが応募しました。そして県は、これらの企業との対話を経て、昨年12月に実施契約書(案)等の改訂版を公表しました。が、その内容は条文の追加・変更など企業側に有利に改訂したのではないかとみられる箇所が幾つもありました。それにもかかわらず、県民にも市町村にも十分な説明をすることなく、県はこの3月に「優先交渉権者」(1社に絞り込んだ売却先企業名)を公表し、すぐに次の6月県議会でこの1社との契約の承認を取るとしています。こんな拙速なやり方で、私たちの「命の水」の民間企業への売却を決めてしまってよいのでしょうか?
日時 2021年4月3日(土) 13:30~15:30
会場 仙台弁護士会館 4F ホール(仙台市青葉区一番町2-9-18)
講演:橋本淳司氏(水ジャーナリスト。アクアスフィア水教育研究所代表。NPO法人地域水道支援センター理事。)
世界では「民営化の失敗」が明らかになり、再公営化が広がる中で、なぜ日本はそれと逆行しているのか? 蛇口の向こう側をもっと知り、人口減少社会の水のあり方を考えます。
報告と討論:水道民営化「みやぎ型管理運営方式」 このまま1社との契約に進めてよいのか!
資料代:500円
主催:命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ
マスクを着けてご参加ください。
Zoomでもご参加いただけます。参加URLは命の水市民ネットFacebookでご確認ください。