9/14【報告】県内九条の会連絡会 記念講演

宮城県内九条の会連絡会総会

「参院選後の新たな情勢と改憲阻止への市民の課題」

9月14日(土)東京エレクトロンホール(宮城県民会館)601会議室において2019年度の宮城県内九条の会連絡会の総会と記念講演会が九条の会事務局の渡辺治さんを迎えて開催され、記念講演には会場満杯の130人の会員が参加しました。

講演で渡辺さんは①「改憲勢力3分の2の維持は何とか阻止したが、決着はつかなかった」。②「安倍与党を過半数割れに追い込んで安倍政治を変える一歩とはならず」。しかし、③「野党共闘の前進で10の1人区勝利」した。安倍政権の支持率を維持しているのはイージスアショア、忖度、加計問題等あっても、自民に代わる政権が出てこない「仕方がない支持」層なので野党共闘が明確に政権構想を作れば力関係を逆転できる。特に秋田、新潟など与党の比例合計が過半数を占める地区でも明確な対立軸を示せば野党共闘が逆転勝利をすることができることを示したと指摘。

安倍政権はこの秋に憲法審査会を動かすために全力を挙げてくるが、そのためにも野党共闘の分断をねらってくる。

野党共闘の分断を阻止し、安倍政権の改憲を阻むために市民に課されている課題は地域での草の根からの市民運動を再活性化することであり、九条の会にとっては「安倍改憲NO!の3000万署名運動の力に確信をもち、改めて地域ごとに目標を討議し、再構築することが大切であると強調しました。

渡辺さん講演のDVD作成しました。300円で頒布します。下記にお申し込みください。

問合せ:みやぎ憲法九条の会事務局