戦争を語りつぐ上映会「隠された毒ガス兵器」

日本軍は中国では毒ガスを使用したが、英米軍に対しては使用を禁じたとされていた。しかし、本土決戦に備えて大量の毒ガスを製造備蓄し、密かに訓練を行っていたことが、当時の少年兵たちの証言から浮かび上がってきた。敗戦後、毒ガスは日米両軍により海中などに投棄されたが、日本各地や中国東北部で遺棄された毒ガスの被害が続出している。新資料と証言で真相に迫る。(2020年放送、60分)

■同時上映「消された記憶・消えない真実 〜戦争体験者の思い〜」

毒ガスを製造していた大久野島で勤労動員で働いた人。中国大陸で使用する毒ガスを砲弾に詰めていた女性。米兵捕虜の生体解剖に関わった医師。大陸から引き揚げる途中に強姦されて妊娠した女性に対して実施していた極秘の堕胎手術に関わった元看護師などの証言と戦争を知らない世代へ伝えたい思い。(2019年、50分)

日時:2月9日(火)13:00〜15:00 (参加費:無料)

会場:泉病院友の会ホール(仙台市泉区長命ヶ丘2−1−1)

主催:泉病院友の会平和の委員会

申込先:泉病院友の会378−3883、 定員15名(要事前申込)

*ご参加の方は、マスクの着用をお願いします。