【農協人九条の会】農協人九条の会長とJA宮城中央会会長と会談  

農協人九条の会長とJA宮城中央会会長と会談

九条の会の主旨を理解する

みやぎ農協人九条の会は3月12日㈮3時から宮城県農協中央会の高橋会長、高橋常務理事山田会長室と懇談しました。此方からは三浦会長、佐藤(純)副会長、齋藤が出席しました。初めにみやぎ農協人九条の会より会報「平和と食・農」を手渡し、懇談の経緯と農政等について会報2号「農業政策の大転換を」を簡単に説明しました。

高橋会長は「菅政権は農業に冷たい。成長産業として大規模化、輸出を強調しているが農村はこのままでは崩壊しそうだ。(自分は)政治に関わりたくないが・・・。このような状況の中で農協の役割は益々大きい。自分は全国農協中央会時代に農協攻撃(安倍政権の岩盤にドリル)を批判すると厳しく叩かれた」又、「現在は農協法改正で中央会が社団法人になり、力がなくなった。この度のコメ価格下落問題でも主張できない。コメの価格維持のためには20万㌧くらい備蓄米にと言ったら二階(幹事長)は『今はパックご飯が売れているのでそれを作ったら』と一蹴された。わかってない。食料安保を言うが無責任だ。」

又、「農協人九条の会の趣旨には賛成だ。今、どこの農協も農協を残すことを第一に考えている。」「農業法人化推進しているが法人だけでは農村・集落は維持できない。組合員の利益が重要だ」

今後も県農協中央会と農協人九条の会は交流することを確認して終了しました。

(みやぎ農協人九条の会 事務局 齋藤清治)